東京 Ruby 会議 10 の 1 日目に行ってきた
(メインホールにて撮影)
午後から行って来ました。 Ruby 系のイベントに行くのは、多分初めてになるはず。
以下、発表のメモなど。 スライドの URL は気が付き次第追記していきます。
co-meeting の作り方(@yuya_lush さん)
- 人数が少ないので全員取り締まる人 -> ぶつかることがある
- メンター: 取り締まる人しかいないので冷静に見る人が必要
- 深くコミットしてくれる人が良い
- ツール: コスト削減、時間の有効活用
- 自分たちの価値を最大化: やるべきことに注力する
- Google Wave のオープンソース実装を使っている部分がある
感想: メンターという言葉を最近よく聞く気がします。メタプログラミング Ruby のビルとか。
Google Wave のオープンソースパッケージ(今は Apache Wave かな?) を使っているところはあるのかな?と思っていたのでびっくりした。
初心者エンジニアのシステム構築失敗談(@Spring_MT さん)
感想: DB が Master/Slave にわかれている環境や、複数ある環境におけるベストプラクティスみたいなものが知りたいですね。 (ぶつかる人多そうだし、どこかにありそう)
Rails 向けモバイルアプリ開発フレームワーク Pera をリリース!(@mat_aki さん)
- https://github.com/SonicGarden/kanna
- タイトルでは Pera になっていますが、Kanna に名前が変わったらしいです。
- Rails の中にアプリケーションがあるかのように開発できる
- jpmobile のような方向性?
- 拡張子を変えるだけでモバイル向けのページがレンダリングされる、という意味の
感想: デモで「iPhone 内の写真を S3 にアップロードする」という、「PhotoStock」というサンプルアプリを見たが、1 週間で開発したそう。 今後に期待ですね。 Rhodes というフレームワークがあることも知った。
The Everything Machine(@r7kamura さん)
-
日常生活で Ruby をどう使うか
-
朝起きられない iRemocon
-
夜帰宅したら寒い chatroid
-
消灯も自動化 imagesnap
-
アニメの放送時: syoboi_calendar
-
コードを綺麗に書きたい: guideline.gem
-
モチベーションを保ち続けたい: code_hunter
-
[質問] gem はどれくらいのスピードで作っているのか?: モチベーションを保てるので 1 週間
-
[質問] 自分の作った中でお気に入りの gem: chatroid
感想: 一番印象に残った発表だったかも。スライドが綺麗でした。 僕も日常生活の中にもっと Ruby を取り入れていきたい。 1 週間で gem を作るなんてすごいなと思った。スピード感も見習いたいです。
本当はこわいエンコーディングの話(@tmtms さん)
'hoge'.size?
: 1.8 ではバイト単位 -> 1.9 では文字単位IO#read
: バイナリ読み込み = ASCII-8BIT
感想: 最近文字コードでハマっていた僕としてはタイムリーな話題。 IO#read はエンコーディングを指定しないと ASCII-8BIT なんですよね、、、 全部 UTF-8 で扱うようになったらいいのにな。
Jenkins と分散ビルド(@shishi4tw さん)
- ノートの設定で label を書くことで例えば 「あるノードでは request spec のみ走らせる」みたいなことができる
感想: RSpec の分散ビルドとかどうやって分散させるの?と思っていたのだけれど、ラベルで色々できることを知ったので調べようと思います。
レシピ検索開発のレシピ(@makimoto さん)
- https://speakerdeck.com/makimoto/recipes-of-recipe-search
- 検索チーム
- Solr
- Fluentd + Tresure Data
- Mysql
- caches_action
感想:
COOKPAD には検索担当のチームがあるらしい。 Fluentd + Resque を具体的にどんな使い方をしているのか気になりました。
Ruby によるお手軽分散処理(@tmeb4 さん)
- pmux + gluster fs
- message pack rpc を命令のやり取りに使用している
感想: Hadoop の HDFS の扱いが若干面倒だったので、Gluster FS を使うことで複数のストレージが束ねられて 1 つのストレージに見えるのは楽でいいなと思いました。 処理をパイプで繋ぐという考え方もシンプルで良いなと思いました。
できる!1人で作る Web サービス開発。(@shin_semiya さん)
- コードが汚い → 綺麗なコードを書く
- 詳しい人から鬼レビュー
- 綺麗なコードをみて学ぼう
- 人の指摘を受け入れよう
感想: 自分から「コードをレビューしてほしい」と頼まないと見てもらえないよね、と。 あと、人の指摘は素直に受け入れよう! > 自分
Heroku でつくる 50 人のための Rails アプリ(@yotii23 さん)
感想: 昆布?ワカメ?がもらえたなんて羨ましい… Heroku は楽でいいですよね。
日本酒評価サイトと xDD(@ginkouno さん)
- japanni 酒?
- フィーリングで気軽に登録(タグ)
- xDD 開発
- ADD: アルコール
- BDD: ビール
- WDD: ワイン
- NDD: 生ハム
- …
- CDD: コミュニティ駆動開発
感想: CurryBu であれば CDD(Curry Driven Development) か。お腹がいっぱいになりそうです。 CDD に BDD を組み合わせると良いかも! CDD(Community Driven Development) を経験するのが今年の目標かな。
全体を通しての感想:
会場が千葉ということで、移動に 2 時間ほどかかりましたが、楽しかったです。 ノベルティに入っている 4 本のバッジを交換して、別々のバッジを揃えると特別なバッジを貰える!というキャンペーンがあったのですが、他の人と交換していく過程でコミュニケーションが生まれて良かったと思います。ちなみに黒バッジが手元に 2 つあり、まだ揃っていません。
今年の目標のひとつに「人見知りだけれど Ruby のコミュニティに参加する」というものがあるので、頑張りたいと思います。